子どもが生まれて、考え方がワンランクアップした話

子どもが生まれて、考え方がワンランクアップした話|アイキャッチ 2ndジョブ-主婦

どうも、うしこです。

夏休みシーズンですね~!皆様はどうお過ごしですか?

子どもが毎日家に居るって、嬉しい事でもあり、大変な事でもありますよね。

一緒に過ごす時間が増えると、ちょっとしたことで感情的になってしまうこともしばしば。

感情的になると、つい雑な対応になってしまったり、
後で「なんであんな言い方しちゃったんだろう・・・」と後悔することも。

だからこそ、子どもが生まれてからは

「子どもに伝える内容は、大人が聞いても納得できるような話をしたい」

と意識するようになりました。

今回は、そんな私の中で自然と育ってきた考え方のひとつ、
「ファクトベースで考える」ことについてご紹介します。

この考え方、今では育児だけでなく日常生活でも、
私自身の心の安定にしっかり繋がっていると感じています。

「ファクトベース」ってなんだ?感情との違いとは

まずファクトベースってなんだよ!というところから。

これは、”事実(ファクト)に基づいて行動する”という考え方です。

じゃあ実際どうするのよ?ということで、簡単な例を2つ挙げてみます。

子どもの店内ダッシュはどう止める?

子どもが買い物に行った店内で猛ダッシュをしている時は、
どう考え、どんな声掛けをして止めるでしょうか?

【事実(ファクト)ベースの場合】
「店内で走るとほかの人にぶつかる危険がある」
 =だから止める。これは安全のための判断。

【感情(エモーション)ベースの場合】
「ほかの人に怒られたら恥ずかしい」
 =だから止める。親としての羞恥心からの判断。

どちらも「止める」という行動は同じでも、理由が違えば伝え方も変わってきます。

できるだけ「事実」を伝えるようにすれば、

「走ると人や物にぶつかるかもしれないよ」
「お店の人を困らせちゃうかもよ」

みたいな声掛けができるのではないでしょうか?

子ども自身が状況を理解できるようになれば、
自分で判断する力も育っていくかもしれません。

泣いている子ども、どう声をかける?

大勢が歩く公共の場で子どもが泣いてしまった時、
大抵の場合泣くだけではなく、立ち止まったり大声をあげたり酷い時は座り込む事もありました。

こんな時はどう考え、どんな声掛けをするでしょうか?

【事実(ファクト)ベースの場合】
「泣く=感情の表現」
 =泣くこと自体は悪いことではないので、まず話を聞く選択肢が生まれる。

【感情(エモーション)ベースの場合】
「泣かれると困る」「周囲の目が気になる」
 =泣かないでほしい理由が、親の都合になってしまう。

もちろん、公共の場で大声で泣きわめいてしまうと、
周囲の人の迷惑になったり、不快に感じる可能性もあります。

だからこそ、
まずは「大丈夫?」「どうしたの?」という声掛けをしてから、

「ちょっと場所を移動して、落ち着いて話そっか」
「お外に出てから、ゆっくり話そうか」

といったように、感情を否定せず、場所や状況に合わせた声かけができるといいなと思っています。

感情ベースだとどうしても
「だめ」「やめて」「走らないで」「泣かないの」
のような制止の言葉が先に出てしまいがち。

泣く事は感情表現でも、どこでも自由に泣いていいという意味ではありません。

場所やタイミングは、状況に応じて変わりますよね。

それでも、「気持ちを受け止めてもらえる」「否定されない」という経験を通じて、
「安心して感情表現をしてもいいんだ」って、わかってもらいたいんです。

親子で一緒に「どうやって伝えるか」を考えていけるような関わり方ができたら素敵ですよね。

長い目で見れば、気持ちをちゃんと尊重してもらえる経験は
子どもの自己肯定感につながっていくんじゃないかなあ・・・と思っています。

親としての自分も楽になるかも

子どもと接する時って大変だったり忙しかったりすると
どうしても感情的になりやすくて後悔する事も多いです。

でも、事実に基づいて判断すればブレにくく、
感情的になることも、それに伴う後悔も少なくすみます。

何より、子どもに伝える言葉が「納得できるもの」になっていくことが、
自分自身に与える理不尽なストレスも減らします。

判断基準がブレていると、相手が大人であっても理解しがたいものになってしまいますからね。

子どもが生まれる前は納得できなくてもさほど気にしなかったけど、
心身共に育てなくてはならない存在がいるって、色々なことを考えさせられます。

大人になった人間が、全員特別な訓練を受けて
準備万端状態で親になっているわけではありませんから・・・w

おわりに:完璧じゃなくていい、でも意識するだけで変わる

こんなに偉そうに説明してしまいましたが、
かくいううしこも、毎回冷静に事実のみで動けるだけではありません。

でも、「これは感情?それとも事実?」と一度立ち止まれるだけで、
何かトラブルがあった時も冷静に判断できるようになるんじゃないかな、と思っています。

「ちゃんとしなきゃ」と考えすぎて、
気づけば自分を責めてしまうこともあるけれど
大切なのは”完璧じゃなくても意識する”こと。

そんな風に少しずつでも、自分らしく日常生活を送れるようになったらいいな、という願いを込めて!

これからも、親としての自分も育てつつ、ゆるっと過ごしていけたら・・・そんな風に思っていますw

それでは!

ここまで読んでくれてありがとうございます。
またね~。

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